英会話が苦手な人たち・いろいろな言い回しを知りたい人たちの味方
『日常英会話辞典』というタイトルだが、いわゆる一般的な『辞典』とは全く趣が違う。
ずっと使い勝手がよく、わかりやすく、シチュエーションに合わせた様々な例文とその意味が書かれている。
一般的な『辞典』のように「え?と…」などとつぶやきながら膨大なページをめくっていく必要も無い。
見開き一つで、一つの項目に関する記述がなされており、キーワードなども紹介されていてとにかく使い易い。
“ビミョーなニュアンス”と銘打ってあるだけあり、“別れるときのあいさつ”だけでも17通り、
そして補足のように小さな文字で書かれている例文も併せると、28通りもの言い方が紹介されている。
親しさの度合いや、年中会う人なのか、なかなか会えない人なのかといった状況ごとの表現が書かれている
からである。
日本語の別れる際の言葉に“さようなら”“またね”“失礼します”などがあるように、
英語の場合も“Good Bye”だけではないことがよく分かる。
そして使い分けの参考になる。
又、“とっさの言いまわし”というだけあって、紹介されているセンテンスが短い。
短いと言うより、簡潔だ、というほうが正しいか。
これなら付け焼刃の丸暗記用にも使えるし、通り一遍の言い回しだけでは用が足らなくなってしまった人
にも使えるだろう。
私はこの本を、英文のE-mailを書く際に主に使っていたのだが、かなり役に立ってくれた。
サイズも一般的な手帳のサイズ(厚みは1センチ5ミリ程か?)位で、持ち歩きに不便を感じるほどの
大きさではない。
日常生活からトラブルの対処、ビジネスの場で使える英語、旅行や食事・ショッピングといった、
幅広い項目が用意されており、使える!一冊である。
たとえば
たとえば、英語学習をする場合、英会話学校に通う事が費用がかかるというならば、この本をうまく活用すると良いだろう。
英語で日記を書くと決めたら、その傍らにこの一冊があると強力なツールとなりそう。
その日一日の思いとか感情に相当する「ことば」を参照して、日記を付けると上達するかも。
英語のニュアンスを学ぶのに最良の書。
会話がスムーズにできるようになりたいと考えている、本で英語を学習している人には結構有
ネイティブと実際に会話する機会もなく、ひたすら本(やビデオ)で学習していると、内容があることを英語で言うのはなんとかできるようになる(要するに瞬間英作文できるようになる)が、条件反射的に行う必要がある挨拶や挨拶が苦手・・・と感じる人がいるのではないだろうか?こうしたフレーズは脊髄反射的に出てくるように覚えるしかないと思うのだが、その資料として本書は以上に便利。コンパクトで内容も充実している。 ただし机に座って勉強するようなたぐいのものではない。通勤の際に、最初のページから見ていって知らないフレーズをぶつぶついいながら覚えれば、それで充分。 ここにあるフレーズを覚えると、日常的に英語で独り言を言うのが非常に楽になるだろう。
永岡書店
とっさの言いまわし英会話気持ちを伝える表現辞典―ビミョーな感情がスッキリつたわる
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