台湾 (’08-’09) (新個人旅行 (A08))



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台湾 (’08-’09) (新個人旅行 (A08))
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メインライター片倉佳史の信頼度の高い1冊

本書を購入する前に,ある台湾のガイドブックを買ってしまったのですが,お店の紹介のところどころにCLOSEのプリントがされていて,「改訂のときに版ぐらい組みなおせや」と面白くない気持ちになってしまっていました。
いくつか台湾関連の本を読んでいるうちに,体,知識ともにでっかい片倉さんを知りました。
その人が執筆している本なら間違いはなかろうと,この本も買ったところ,大正解。
食にこだわり,風土にこだわり,「テツ」で台湾を愛する著者の情熱が静かな基底音となって響く,とても豊かなガイドブックでした。
もちろん,実用性も大で,知りたいところのつぼを押さえた,かゆいところに手が届くつくりです。
執筆者が読者に心底「いい旅を」と祈っているのが伝わってくる,とてもお気に入りの1冊になりました。

ではでは。いってきます。
本書とともに

本書とともに『台湾人と日本精神』(蔡焜燦著・小学館文庫)を読んでほしい。
台湾に関して、この本を越えるものは未だ存在しません。
著者の人生を通して台湾の複雑な事情と歴史を知ることができ、著者の情熱に感動する名著です。



昭文社
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